ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所 その3
今日もニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所見学の続きです。
4. 貯蔵庫
蒸溜所の次は貯蔵庫に行きました。貯蔵庫は少し離れた場所にあるので、こんな風景の中を歩いていきます。
温度や湿度の管理のためか、中はひんやりとしたかなり暗い倉庫となっています。
原酒は無色透明ですが、熟成5年で金色になり、12年のものが琥珀色になっているのがはっきりとわかります。味も原酒は荒々しいそうですが、木の樽に入れて長いものは20年も熟成されるとまろやかな味と香りを深めていくそうです。そしてここ宮城峡の原酒は毎年約2%蒸発していくとのことで、左から右へと量が減っていっているのがわかるでしょうか?これをウィスキーを美味しくするために天使が飲んでいるという意味で「天使の分前 Angle's share」と呼ぶそうです。
また樽の上についている穴から「1ヶ月貯蔵モルト」「5年貯蔵モルト」「12年貯蔵モルト」の匂いを嗅がせてもらいました。1ヶ月は明らかに刺々しいのですが、12年ものは本当に柔らかでまろみのある深みのある匂いに変わっていました。
ここの樽は500リットルはいる樽で、スーパーニッカを約1000本作ることができるそうです。
樽の原木↑
5. ゲストホール(試飲)・ギフトショップ
さて見学を終えて、ゲストホールにやってきました。ここでチーフブレンダーの動画を見ます。ブレンダーの人ってすごいんだなあと感嘆しました。何百もテイスティングして、味がわかるってもう想像がつきません。
その後、試飲の仕方や試飲できる3種類のお酒の特徴を説明してもらいました。「Apple Wine」「スーパーニッカ」「シングルモルト宮城峡」です。私は弱いのでApple Wineに炭酸水と氷を入れて飲みましたが、甘口でとても美味しかったです。お水、炭酸水、氷はセルフサービスで入れることができます。
あとのふたつも飲んでみたかったのですが、すでにApple Wine(アルコール度数20%と通常より高い)で酔っ払ってしまったので、諦めました。
さて、最後にギフトショップでお買い物です。
記念に何か買いたいけれど、ウィスキーは強すぎて飲めないので、手のひらサイズのスーパーニッカとウィスキーの入ったチョコレートケーキを買いました。
そのお土産が宮城峡をブログに書いた最初の日にアップした写真です。
チョコレートケーキ、リッチな口当たりで美味しかったですψ(´ڡ`♡) かなりウィスキーの香りも味もするので、沢山食べると弱い人は酔っ払うかも。値段は確か1500円でした。オススメです。
見学も試飲も無料ですし、蒸溜所内はとてもきれいで清々しい場所なので、お天気の良い日にのんびりしに行くのに最適だと思います。