仙台で英語通訳・翻訳やってます!

仙台で英語通訳・翻訳、通訳ガイドやってます。英語の勉強法や仙台での生活などなどお伝えします。

オンライン英会話ってどうでしょう? その4

オンライン英会話に関する体験記、4回目です。

 

今日は講師の先生方についてお話します。私がやっているDMM英会話の場合、

「116ヵ国以上から集まった 6500 人の講師陣」

と謳っています。そして気になる料金プランですが、

・スタンダードプラン 5980円 (毎日1レッスン)

・プラスネイティヴプラン 15800円 (毎日1レッスン)

が主なところです。

詳しくはHPをどうぞ。

eikaiwa.dmm.com

ネイティヴの先生も選べるとなると、急に料金が3倍近くなります。私の場合、とにかく話せりゃいいや、ってことで安いスタンダードプランにしています。文法・発音・豊富な表現等、ネイティヴでなければ、という場合は高い方のプランを選ぶことになるのかもしれませんが、そこは目的次第ですね。

 

私は今までセルビア、フィリピン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ジャマイカの先生のレッスンを受講しました。お気に入りにしているのは26人で、フィリピンの先生が一番多くて、次がセルビアです。これは正確な数はわかりませんが、単にDMMに登録しているフィリピン人の先生が多いからではないかと思います。

 

半年くらい受講した個人的な感想ですが、フィリピン人の先生は、ネイティヴ並にきれいな発音で流暢な方もいれば、癖のある話し方をする方もいて、幅広いです。セルビア等ヨーロッパの先生は癖のない英語を話す人が多いように思います。

 

ただこれも本当に先生によると思います。多少癖のある話し方でも、熱心で教え方が上手で、うまく生徒に話させてくれる先生なら、私はお気に入りにしています。昨今、仕事でもネイティヴの通訳をすることより、ネイティヴでない方の通訳をすることの方が多いくらいですから、色々な発音、イントネーションに慣れておいたほうがいいんじゃないかと思っています。

 

若くても様々なことに造詣が深く、コミュニケーション能力が高く、教え方もうまくて感心する先生もいれば、「えっ、そんな言葉知らないわ、教えて」と大学生のような先生から言われたこともあります。ちなみにその言葉とは「国債 government bond」。

 

25分を有意義なものにしたいと、自分の目的に合致した先生を探すわけですが、それが思った以上に時間がかかって、疲れてしまうことがあります。なぜか?というのは、また明日に。

 

 

 

オンライン英会話ってどうでしょう? その3

さて、今日で三回目のオンライン英会話レッスンの話ですが、今回は教材についてお話しようと思います。

 

私がDMM英会話にしようと思った大きな要因は、すでに知り合いがやっていたから、というのと、その方が紹介していた教材が気に入ったから、というのがあります。その教材自体はDMM英会話を受講していなくても、無料で見れるし、また毎日更新される旬な話題なので、これはいいと思ったのです。 

例えば今朝受けたレッスンは下記の記事を元にディスカッションをしました。

 

WHO Releases Guidelines to Reduce Risk of Dementia

世界保健機関認知症のリスクを減らす指針を発表)

https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news/article/who-releases-guidelines-to-reduce-risk-of-dementia/PaIdynakEemQAOcbj3gx8Q

 

この記事は1~10のレベルの中でレベル7のものでadvancedレベルとなります。

クリックして実際に見てもらうとわかりますが、流れは下記のようになります。

1. ボキャブラリー

2. 記事

3. 質問

4. 議論

5. 一歩踏み込んだ議論

3の質問があるのはレベル7までで8からはすぐに議論となります。

 

私はいつも初めての先生の時にはレッスン前に言うセリフがあります。「ディスカッションに時間を使いたいのでボキャブラリーは飛ばして、自分で記事を読むから、発音、イントネーション、アクセント等間違っていたら、必ず注意してね!」

 

DMM英会話を始めた1回めは、ボキャブラリーもやり、先生の後について記事を読んだりしたんですが、そんなことをしているとディスカッションの時間がかなり削られてしまいます。25分しかありませんからね。それで2回目からは上記のセリフを言うようになったわけです。

 

ただそれは私の目的があくまで、「滑らかに話し、自分の考えを即座に英語に置き換えられるようにすること、会話のキャッチボールがうまくなること」なので、そういう形式にしたわけですが、人によっては徹底的にボキャブラリーをやってからにしたいという人もいると思うので、そこはその人次第です。

 

ディスカッションをメインにおいているので、うまく会話が弾むと有意義な時間だったと満足できます。難しい点は、自分ばかりしゃべっていても張り合いがないし(私にしゃべらせて、ハイ次、と淡々と進める先生もいる)、また先生がお話し好きで25分間自分はただウンウンと頷いて終わったりすると、あれ…って気分になります。

 

それから記事は毎日更新され、科学・技術、文化・エンタメ、経済・ビジネス等内容も豊富なんですが、それでも毎日やっていると同じような記事が増えてきて、ディスカッションやってても、先生と「これ前にも同じ質問やったよね」なんて話すことになってしまいます。

 

そして自分があまり知識のない分野にあえて挑戦したものの、話が膨らまず困ったこともありました。加えて先生もその話題にあまり興味がないようだと、ますますしらっとした雰囲気になったり(笑)

 

思った以上に語りたいことがあるので、さらにさらに明日に続きます。

 

 

オンライン英会話ってどうでしょう? その2

昨日はオンライン英会話レッスンのシステムに驚いた点をあげました。さて、今日は実際にやってみて何を感じたかを書いてみたいと思います。

 

今オンラインレッスンを受講されている人は本当にたくさんいるので、検索すればどのオンライン英会話システムがいいか、またそこの人気講師は誰か、なんて記事がわらわらと出てきます。なんと人気講師を素早く予約するアプリまであるとか。私も一瞬そんなアプリを使おうかと考えてしまいました。

 

というのもまず講師を予約するのにけっこう時間がかかるからです。その講師のレーティングを見て、寄せられたコメントを見て、低いレーティングをつけた人のキツイご意見などを読むと、悩みだしてなかなか決められないからです。やっと決めて、さあ予約とクリックすると、他の誰かと同時になったらしく、エラーになり、結局取れてなくて選び直し、なんてことになるのもよくあることです。

f:id:nachi992013:20190525222252p:plain

 

レーティングは高い先生でも、なんだか自分と相性が悪いこともありますし、なぜこの人の評価が高いのか全く理解できないと思うこともありました。教え方がうまく、自分と相性がいい、話がはずむ先生を見つけるのはけっこう大変な作業だと思います。

 

それから「お気に入り」にした先生が、全くやる気がない日があり、25分ドブに捨てたと感じた日もありました。もちろん、楽しく会話が弾み、なんだか英語がうまくなったように自信をつけさせてくれる先生もいます。初めての先生とのレッスンはいつも緊張しますが、すばらしい出会いがあることもあるのです。

 

今私のDMM英会話でのステージはゴールドで、ブロンズ→シルバー→ゴールドときています。だから何って話ではありますが、ステージが上がるとそれなりに満足感があります。

 

まだ続きます。明日は教材について話します。

 

 

 

オンライン英会話ってどうでしょう? その1

今オンライン英会話レッスンを受講している人はとても多いんじゃないかと思います。私の周りでも急激に増えました。私自身は2018年の11月から始めました。きっかけは学習仲間が欠かさず毎日、本当に毎日、来る日も来る日もオンライン英会話の受講歴を学習報告しているのを見たからです。

 

最初の数カ月は、「へぇ~すごいな、毎日よく続いてるなあ」くらいだったんですが、それがお盆休みであろうが、新年が来ようが、毎日報告されていて、ご本人の努力の凄さはもちろんですが、オンライン英会話ってそんなに続けられるものなのか、と興味を持ったんです。

f:id:nachi992013:20190524202505p:plain

私はあまり深く考えずにその仲間が利用しているDMM英会話を選びました。そしてその時すごく驚いたんです。そのシステムに。

 

驚いたポイントを上げますと、

 

・料金が安い。1ヶ月5980円で始められる。

・しかもそれが月31日やっても5980円。月1回でも5980円。

・1回のレッスン25分!最初は25分って短いと思ったんですが、逆に25分だから

毎日続けられるって部分すごくあると思います。

・24時間、どの時間帯でも講師がいてレッスンできる。

・教材が充実している。私は基本的に毎日更新されるデイリーニュースを選んでいます。自分が仕事でスピーチをする、というような事情があって意見を聞きたい時以外はフリーカンバセーションは選びません。(話す内容を考えるのがめんどくさい)

・家にいてできる。(着替えなくていい)

 

これが私が「おおっ」と思ったポイントです。

まだ言いたいことがあるので、明日に続きます。

 

 

シャドウイングしなくちゃ!

シャドウイングは自分が真似をしたいと思うスピーカーが言ったことをそのまま後について言うことです。おそらくやり始めたときは、日本語でも少し戸惑うかもしれません。ましてや英語ならしばらく練習しないと、なかなかうまくいかなくても当然です。

 

でもシャドウイングの効果ってすごくあると思います。例えばTEDのスピーチのシャドウイングをするとしたら、スピーカーの感情まで盛り込むくらいまでやり込めれば、きっと自分でも成長を感じられると思います。

 

ただいきなりTEDのスピーチはハードル高いかも、という場合はこんないい本があります。

f:id:nachi992013:20190523210042j:plain

CNNニュース・リスニング2019[春夏]

 

この本は私が「発音で悩んでいる」と相談したときに、お勧めしていただいたものです。

1. オリジナルスピーチ (ナチュラルスピード)

2. ポーズ入のゆっくりめのスピーチ

3. ポーズなしのゆっくりめのスピーチ

 

と、三回に分けて30秒くらいの短いニュースが流れます。短いし、三回同じニュースが聞けるので三回目には少しやりやすくなっています。この本を使って色々な勉強ができるので、オススメです!

 

語学の学習はとにかく続けることが大事です。3時間やって数週間休むくらいなら、一日5分をずっと続ける方が効果的です。スキルの習得に効果的な方法はあっても、残念ながら近道はありません。とにかく続けましょう!

 

There is no royal road to learning. 学問に王道なし、です。

外国人支援通訳サポータースキルアップ研修会参加しました。

 

 

今日はMIA外国人支援通訳サポーター登録前&スキルアップ研修会に参加してきました。MIAというのは「宮城県国際化協会」で、県内で国際交流や外国人のサポート等をしている団体です。私は昨年からMIAの外国人支援通訳サポーターに登録しています。

 

通訳サポーターになると

・病院に付きそう

・行政の相談業務に付きそう(弁護士さんとの相談等)

・災害時の通訳

等の活動があります。

 

今日は長年活動されているベテランの通訳サポーターの方々の体験談をお聞きしたり、また5~6名に分かれて、「こんなときはどうする?」といった実際にありそうな事例についてディスカッションしました。

 

f:id:nachi992013:20190522214925p:plain

興味深いと思ったのは、案件によってはショッキングな話もあり、自分の心に受け止めきれないときはどうするか?という話題も出たことです。MIAの通訳サポーターは有償ボランティアですが、私は普通の通訳の仕事でトラウマになるようなショッキングな話を聞く、という体験をしたことがないので、ビジネスベースの通訳とは違い、かなり個人のディープな部分に触れるのだなと思った次第です。

 

それともう一つ驚いたのは、かつて通っていた通訳学校の先生もいらしたことです。すでに登録されていたのか、登録するつもりで来られたのかはわかりませんが、偶然の再開でした。

 

MIAでは毎月1回「保健・医療通訳サポーター登録者言語別自主学習会」も開かれていて、私も都合がつく限り参加しています。患者・医師・通訳となってロールプレイで練習したり、医療用語を学びます。

 

宮城県在住で興味がある方は、「MIA 仙台」と検索してみてください!